マンションの売却を考えた時「少しでも高値で売りたい」とお考えになる方は多いと思います。
マンションを高い値段で売るためには、立地や間取り、室内の状態は勿論ですが、マンション販売のスケジュールにも気を配る必要があります。

今回は、マンションを少しでも高値て売るために知っておきたい、マンション売却のスケジュールについてご紹介します。

高値で売るためにマンション売却のスケジュールが大切な理由

新生活のスタートを切る1月~3月、また9月~10月は、マンションの流通量が増えるとともに取引が多くなる時期です。
この時期に検討をはじめて、4月・12月といったタイミングでマンションの購入をする方が多くいらっしゃいます。

ライバル物件も多くある時期ではありますが、ニーズが高いタイミングで売りに出すのがやはりベストです。

マンションはいつ売ればいいの?

先ほどご紹介したように、一番需要が高く不動産取引が活発になるのは春と秋です。
これは前述の異動のタイミングというだけではなく、ボーナスでまとまったお金が入った後でもあります。

しかし、マンションの売却価格というのは、景気に左右されやすいので、一番注意したいのが「景気の良い時に高く売る」ことです。

高く売却するための理想のスケジュールは?

マンションを高く売るための理想のスケジュールをご紹介します。

査定依頼は遅くても5ヶ月前に

マンションの売却を決めたからと言って、すぐにマンションを売りに出せるわけではありません。
不動産業者との契約など、マンション売却前の下準備は意外と多いものです。

需要が多い時期にマンションを売りに出したいならば、余裕をみて5ヶ月前には査定依頼を行い、売却の下準備を始めましょう。

買い替えの注意!

マンションの買い替えを行う際にありがちな「以前住んでいたマンションがなかなか売れなくて資金がショートしてしまった」というトラブル。
これを防ぐためには、売却と購入を並行ですすめないことです。

マンションの購入を検討し始めてから、成約に至るまでの期間は、一般的には約2ヶ月前後のことが多いです。
スケジュールに余裕を持つだけではなく、売却が決まってから購入をするように心がけましょう。

高値で売るなら消費税や金利の変動にも注意を

意外な盲点が「消費税や金利の変動」です。
マンションは高額なので、金利が少し変化するだけでも、結構な額になってしまいます。

また、一時期話題になった「消費税35%」という驚きの外務省の試算。
少子高齢化が進む中で、消費税の増税は避けられないとの見方が一般的です。

例えば、3000万円でマンションを売却した時、消費税8%なら240万円ですが、10%だと300万円、35%だと1050万円にもなるのです。
マンションを購入する人からみると、かなりの負担増となってしまいます。

消費税の増税や、各種税金の上昇前に、「駆け込み需要」があるのはこのためです。

譲渡所得にも気をつけて

譲渡所得(売却益)は、家を売った際に掛かります。
所有期間によって税率が違い、短期譲渡所得は5年以下、長期譲渡所得は5年超という基準があります。

短期譲渡所得では39%という高い税率になりますが、これが長期譲渡所得なら20%です。
つまり、住んでいる期間によって19%も税率が異なるのです。

注意したいのが「所有期間」の基準です。
売却した年の1月1日に判断されるので、実際に所有している期間よりも短期間になってしまうのです。

所有期間が5年程度の家は、長期譲渡所得にした方が税法上は有利ですが、待つことで価値が下がってしまうならば、早めに売りに出して売却益を確保しましょう。

売れない場合は買取という手も

不動産業者に直接買い取りをしてもらうことで、マンションを売ったお金を数日で受け取ることができます。
売却よりも買取の方が、価格は下がってしまいますが、短期間でお金が必要な場合や、買い替えが決まっているのになかなかマンションが売れない場合には、買取を検討するのも良いでしょう。

買取では売り主の「瑕疵担保(かしたんぽ)」責任が免除されます。

これは、マンションを売っても一定期間のあいだは、不具合が見つかった場合売り主が修繕の義務を負います。
つまり、売却したマンションに不具合が見つかったら修理をする必要があるのです。
業者による買取を行った場合には免除になるので、修繕費の出費を気にする必要はありません。

高額でマンションを売ったつもりでも、結果的に修繕費用が数百万掛かっては意味がありませんよね。

買取と売却の査定金額の違いに、なかなか買取に踏み切れない方もいらっしゃると思いますが、双方のメリットとデメリットをよく考えることが重要です。

まとめ

マンションを高額で売るためのスケジュールと、おさえておきたいポイントをご紹介しましたが如何でしたか。

マンションを売却する際には、早めに準備をするだけではなく、「トータルで高く売るにはどうすればいいのか」をよく考えて、スケジュールを組んでくださいね。